整体院FEEL代表の渡邊です‼︎私はスポーツ選手に携わりたくさんの症例を経験してきました。そこで子供時代の体の状態が大人になってから影響してくることも知り子供のクラブ活動のフィジカル面の指導も行っています。
最近子供のスポーツ障害の子が増えてきています。
昔と比較して環境や道具は一段と良くなっているのにやはり怪我は減らないのが現状です。
特に全体的にカラダが硬い子が増えてきています。
食事や環境汚染の問題も当然あるかと思いますがそれだけではないように思えます。
ここら辺の話も今度じっくりしたいと思います。
では、子供のスポーツ障害です。
子供のスポーツ障害の多くは、骨の成長のスピードに筋肉が追いつかず、筋肉自体が固くなりやすい傾向にあり、肉離れや骨の炎症など起こりやすい特徴があります。オスグッドや野球肘など聞いたことがある有名な症状も成長期に多く見られます。
一般的には筋力トレーニングやストレッチなどにより競技に復帰しますが、再発のリスクが高く再び痛める子供も多いのが現状です。
これは、筋力トレーニングやストレッチも大切ですが、それ以前に身体の上手な使い方が出来ていない事が原因とも言われています。そのため、現在コンディショニングジムなどの需要が上がってきています。
身体を上手に使うことにより、間違った方法で身体を動かす事がなくなるため、筋肉や骨の負担が減り、怪我が起こりにくい身体が作る事が出来たり、上手くなりたいスポーツでもパフォーマンスを上げることが出来ます。
身体の上手な使い方は中学生〜大学生だけでなく4〜12歳のゴールデンエイジと呼ばれる、運動機能が最も発達する年代にもとても重要になります。
このゴールデンエイジと呼ばれる段階でスポーツを行った子は脳機能にもいい影響を及ぼすことが科学的に証明されています。
そのためまずは、子供にカラダを動かすことが楽しいと思えてもらわないと先に進めません。
大人と違い子供はやりたくないものは真剣にやってくれません。スポーツやっている子にもそのスポーツを心から好きでいてもらうために必要なアドバイスなどしていくことも大切になります。
ここで1つだけご紹介いたします。
[自己効力感を高める]
自己効力感とは、行動を起こす際に「どの程度うまくできるのか」といった判断に関連するもので、自分ならできるといった確信や自信と位置付けられます。
この自己効力感が高い方が運動学習効果は促進されるということがわかっているのですが、そのために必要な工夫は、「自分自身で選択し、決定するという過程」です。
この選択し決定する過程は、無作為で無意識的に根拠がなくされるものではなく、通常過去の経験などによって判断基準が内面化されているものです。
つまり、この過程を与えることで、「これならできそうだ」「うまくできないかもしれないが楽しそうだ」などそういった判断が無意識に過程として行われるため、セッションにも集中して取り組め、なおかつ運動学習効果も高まるということです。
やりたい運動ややらせたい課題はあるでしょうが、選択するという過程を与える工夫をすることが大切です😄
これは、運動指導やリハビリでも自己効力感を高めてあげることもそうですが、日常生活でも旦那様、奥様、お子様の実践してあげることでお互い高め合う家庭になるはずです‼︎